商品評価委員会

　　有限会社　東金屋　（長生郡一宮町）

有限会社　東金屋

　昭和25年（1950年）当時の東京には店も少なく大きな店舗もほとんどありませんでした。そのため農家が直接消費者に米や野菜を売りに行くと、飛ぶように売れた時代でした。長生郡から夷隅郡にかけて、東京に売りに行く行商の人は何百人もいました。その方達が自分の農地で収穫した野菜以外の農産物、海産物を当店から仕入れて、売りに行ってました。
　東金屋の落花生はその当時からお客様の支持を受け、変らぬ味で60年間もお客様に愛され続けています。

塩煎落花生

　千葉県産のむき実落花生を原料に味付加工した商品です。味付は塩のみでほんのりと感じる塩味と豆の甘みを残した煎り加減が絶妙な味を生み出しています。加工直売ならではの煎りたての香ばしさと味をお楽しみいただけます。
　新物落花生が収穫される10月から1月までは八街産の機械むきの原料を使用しています。長生郡産は生産農家が少ないため、2月〜9月迄の期間限定で「手むき落花生」を使用しています。この「手むき落花生」は洗浄、殻むき、選別まですべて地元農家が手作業で行う、粒よりの特選品です。

サヤ煎落花生

　千葉八街産の千葉半立種を使用しています。千葉半立種の落花生は殻が黒ずんでいて、見た目はあまり良くありませんが、味は最高級の品種です。歯ざわりはサクサクとして、味に甘みがあります。この落花生本来の味の甘みを活かすために深煎りにならないように細心の注意をはらって加工しています。